昭和四十五年六月三十日 夜の御理解


  午後から上野先生が学院の時の同期の方で、大変合楽ファンの方がおられましてテープを聞かれおかげの泉を毎月毎月もう繰り返し繰り返し読ませてもろうたり、聞かせてもろうたりしていよいよ感激されまいてね、おかげを受けておられる。だからどうでもおかげの〔泉〕の代金は頂かずに送んなさいと云っとったけども代金も送ってこられ、それからテープを二巻新しいのをこうて、この二巻あなたがいいと思うのを御理解をおさめて送ってくれと云ったような事、お金と共にそれにお初穂を添えていうてきておられますがね。後から読んでもらおうと思いますけど、本当にいかに私達が日々あんまりふんだんに頂いとるから頂き【 】せんなりにしきよりゃせんだろかと、私、思わせて頂いたんですがね。中にはおお祓式の事を半年の大晦日だと云っておられますね。しかし一年終わった日を大晦日と申しますように、半年終わった六月三十日は確かに私は大晦日だと・・・あれも片づけこれも十分にさせて頂くという訳なんですが・・・。
  今日私は、お祭りを頂き終わって、それから四時から又ちょっとした御霊様のお祭りをさせて頂いて、それから御直会を頂いて一杯頂いたから、もう体もくたくたに疲れて、疲れちゃならんのですがくたくた疲れてるのですよね。それでもやはり事務所で今日の昼のお説教を皆さん聞いておられたから、聞かせて頂きよりましたら、又元気が出ましてね、又改めて感動感激いたしました。おかげを頂いてから半年の云うなら大晦日をそのように、まあ普通ならもう一時休ませてくれというところを、おかげで夜の御祈念もこのようにつかせて頂いておかげ頂いた訳ですけれどもね。本当に日が暮れたら大晦日と思うてとおっしゃる事は、なかなかやっぱり見やすい事じゃないようですね。本当に日々をやっぱり有り難い勿体ないという大晦日の気持ちであれもこれもとおかげ頂かしてもろうて、いよいよ明日の元日がある訳でございますから、又いよいよ明日からは夏の祈願祭に入ります。ひとつ、くたびれる事を知らんほどしのおかげを頂いて、おかげでひとつ又祈願祭もお互い何かさせて頂かなならんと思うですね。どうぞ。